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いま、韓流があり、嫌韓流があり、と韓国の話題は嫌でも入ってくる。2ちゃんねる系列でも、どうも、よく話題にして叩くのは韓国だ。中国に対してもそこそこ、なんだかんだ言ってるが、割合は大したことはない。ツイッター上で、日本を何とかしなければ、と言ってる人の大半も、やはり韓国に対しての批判が目立つ。良い悪いとかを言いたいわけでもないし、特に韓国を擁護しようとかいう気もない。
しかし、あまりに、中国が話題に上がらない。テレビなどで、出てこないのはわかってたことだが、ネットでもあまり見ない気がするのがちょっと不安だった。
大学在学中から、少なからずチベットの話題を耳にしており、同時に中国に関しても耳にはしていた。しかし、それでも知らない分からない話が多すぎた。
単純に考えても、世界第三位の国土に、世界第一位の人口を有している中国。かつて日本人が中国全土の支配(?)に失敗している点を見ても、日本人が、中国と言う国を理解するのは一筋縄ではいかないわけだ。
只でさえそんな国の、部分的な情報を偏向報道のテレビで受け取れるわけがなく、ネットでも、どれだけの情報が手に入っているのかわかったもんじゃない。
私が、この本を読む理由は、ひとまず、今の中国を知る前に、それまでの中国を押さえておきたい、と言うところにある。日本のメンタリティが、古事記の国譲りからずっと「話し合いで何とか」と言うところから変わってないのと同じぐらい、変わってないはず、と言うのが一点と、これまで言われてきた情報の信憑性や、理不尽な内容に対する反論の仕方が知りたかった、と言うのがもう一つあった。
中国人の強かさというのは、大学時代に嫌と言うほど叩き込まれていたが、そもそも「中国人」と括れるようなものは存在しないという事は、正直この本を読むまで理解していなかった。数少ない中国の情報が、その情報もとによって全く違うことは、いろいろ事情があって違いが生ずるという事で理解していたが、言われてみれば、国土が広く人も多いのだ、地域差があり、風土が違い、情報などでも差が生じて当然だ。「反日運動は一部の人間がしている」と言う話もそういう目で見れば納得である。また、かつて、中国大陸で起きた歴史を見れば、引っ付いては離れ、離れては引っ付きを繰り返した土地である。今、たまたま一つの「中華人民共和国」であるだけなのだ、とみれば、見方も少し変わる。
広い意味で、中国に関しては問題が山ほど存在する。好き嫌いとかいう観点は一度脇に置いて、まず知る、という事をやっていかないと、自分の身を守ることはできない。日本に好意的な人もそうでない人もひっくるめて「中華人民共和国」があるのだ、と言う感じだろうか。どちらにせよ、甘くない。簡単じゃない。これからが大変だ。
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プロフィール
HN:
徒然なる館長
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/09
職業:
大喜利見習い
趣味:
たましい大放出をやめないこと
自己紹介:
京都府民。よく「京都人」と言われるが、あれは「京都市(の一定区域内)に何世代も住んでいる京都市民」という意味であって、私がどこに住んでいようが「京都人」と呼ばれる日は無い。残念。
最近は、もはやマンガ読みな人になって、小説やら新書やらが読めてない。ぐわー。だから、このブログが消される危機に曝されたり結構愉快なことになってた今日この頃。もうちっと、ここで頑張らせていただきたかったり、いなかったり。(え
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