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「13個のオレンジを3人の子供に平等に分けてください…」

えーっ?と頭を悩ましてしまいそうな問題。「まず4個ずつ分けて…」という発想は、必ずしも正解ではありません。


この本は、題名にもあるように、「ラテラルシンキング」を使って、「ずるい」と思えるようなことをしよう、という本。もちろん人を出し抜いてだまそうという本ではない。
そもそも「ラテラルシンキング」とは「水平思考」という意味で、よく「頭の体操」とか「レイトン教授」とかで目にすると思う。つまり、論理的思考のように、施行を深めて一つの答えにたどり着くのではなく、「あれも正解これも正解」と認めて、いろんな可能性を認める思考だ。
さっきの問題なら「ジュースにしてわける」という答え”も”正解となる。これが水平思考であり、ラテラルシンキングだ。
このほかにもいろいろな問題や、実際の事象を例に挙げて紹介されているが、もともとラテラルシンキング自体が「あらゆる可能性を認める」という立場であるため、強く断言している内容はほとんどない。それもあって、強くこの本の内容を、まさに「考え方の一つ」という風にしか受け取っていない。
しかし、というかまた、というべきか、著者は「ロジカルシンキングとラテラルシンキングのバランスを保つことが大事」と言っている。ラテラルシンキングは非常に志向の自由度があり面白いが、そればかりを重視しすぎると現実離れはなはだしくなる。適度に、思考の型を外して、自由に発想することは精神衛生的にも、社会的にもいい。それこそ「頭の体操」がてら、水平思考を行うのも必要かもしれない。
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HN:
徒然なる館長
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/09
職業:
大喜利見習い
趣味:
たましい大放出をやめないこと
自己紹介:
京都府民。よく「京都人」と言われるが、あれは「京都市(の一定区域内)に何世代も住んでいる京都市民」という意味であって、私がどこに住んでいようが「京都人」と呼ばれる日は無い。残念。
最近は、もはやマンガ読みな人になって、小説やら新書やらが読めてない。ぐわー。だから、このブログが消される危機に曝されたり結構愉快なことになってた今日この頃。もうちっと、ここで頑張らせていただきたかったり、いなかったり。(え
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