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日本史や世界史は、それぞれの範疇のそれぞれの国のみの歴史しかしない。それも、流れで学ばないため、ぶつ切りの内容を「暗記する」。
また、よく「横の歴史を学べ」と言われるが、実際なかなか難しい。どういう括りで、横の繋がりを捉えるかというのが難しい。

この本の面白い点は、人物を中心に据えて歴史を見ていることだ。日本史の人物と、世界史の人物を並べることによって、時代によってはただ同時代の人物であるというだけでない、歴史的重大事件の中心人物が並ぶページもあるのが面白い。
また、ただ無闇に人物を取り上げるのではなく、テーマを決めて、そのテーマに沿って人物を揃えているため、理解しやすい。

そういった工夫のため、詰め込み暗記でなく、理解納得のできる内容になっている。理由をちゃんと説明されると納得しやすいのは、何においても言えるが、歴史の場合のそれは、やはり一連の流れとして順序立てて説明する、ドミノ倒しのような連続性を見せることが一番的確だと思う。この本はそれが出来ている。そのためわかりやすい。

7時間で流れがつかめる、か否かは別として、あながち嘘でもないといえる一冊。特に歴史が嫌い、という人に一読してもらいたい。
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プロフィール
HN:
徒然なる館長
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/09
職業:
大喜利見習い
趣味:
たましい大放出をやめないこと
自己紹介:
京都府民。よく「京都人」と言われるが、あれは「京都市(の一定区域内)に何世代も住んでいる京都市民」という意味であって、私がどこに住んでいようが「京都人」と呼ばれる日は無い。残念。
最近は、もはやマンガ読みな人になって、小説やら新書やらが読めてない。ぐわー。だから、このブログが消される危機に曝されたり結構愉快なことになってた今日この頃。もうちっと、ここで頑張らせていただきたかったり、いなかったり。(え
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