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えー、お久です。

そういうことじゃなくて。

今回から数回は、僕の所属しているサークルの冊子に載せる作品を載思っています。
時間が限られているので、立て続けに更新していくことになると思います。

ま、読んでやってくだちぃ。

 料理は戦いである。
 包丁と包丁、食材と食材、汗と汗、そして料理に対する気持ちのぶつかりあい、それが料理であり、料理という名の戦いなのである。
 時にそれは周囲を不毛の地に変え、時にそれは愛が芽生えるきっかけとなり、時にそれは縁の切れ目となり、そして時にそれは物語の始まりとなる。
 料理は戦いである。
 決して気を抜くことは許されない。常に全身全霊を打ち込んで料理という戦いに挑まねばならない。
 なぜなら、調理場は戦場だ。戦場に必要なのは一刹那も無駄にしまいとする集中力と戦いが終わるまでモチベーションを高く保ち続ける精神力である。よって気を抜くなどありえない。
 人類の歴史は、まさに料理という(いくさ)の歴史に他ならない。
 料理によって身を立て、はたまた料理によって身を滅ぼし、そうして人類は命を育んできた。
 しかし、悲しいかな、最近暗いニュースが世間をにぎわしている。
  「厚労相、少子化対策についての講演で『女は子どもを産む機械』と発言」
  「チョコに蛾。『食べても害はない』と回答」
  「『納豆でやせる!』はウソ」
  「瞬間湯沸かし器で、一酸化炭素中毒。死者多数」
 こんな時代にこそ料理は大事である。
 平和な時代と言われて久しい現在、何故こんなにも悲惨な事件が多いのか。それは、料理という真剣勝負が軽視されている結果である。
 人間として、料理は決して忘れてはならない。否、人間である以上料理という戦から逃れる事は不可能である。
 さあ、今こそ包丁と食料を手に、調理場という戦場へ向おうではないか。
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プロフィール
HN:
徒然なる館長
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1986/05/09
職業:
大喜利見習い
趣味:
たましい大放出をやめないこと
自己紹介:
京都府民。よく「京都人」と言われるが、あれは「京都市(の一定区域内)に何世代も住んでいる京都市民」という意味であって、私がどこに住んでいようが「京都人」と呼ばれる日は無い。残念。
最近は、もはやマンガ読みな人になって、小説やら新書やらが読めてない。ぐわー。だから、このブログが消される危機に曝されたり結構愉快なことになってた今日この頃。もうちっと、ここで頑張らせていただきたかったり、いなかったり。(え
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